診断と治療方法
がんの診断や治療方法については、かかりつけの医師とよく相談することが重要です。相談にあたって、役に立つ情報が掲載されたサイトを紹介しています。
がん診療連携拠点病院
がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも「質の高いがん医療」を提供することを目指して都道府県による推薦をもとに、厚生労働大臣が指定した病院のことです。
がんに関する診療の体制や設備、情報提供、他の医療機関との連携などについて国が定めた基準を満たしています。
- 宮崎大学医学部付属病院 宮崎市清武町木原5200
- 宮崎県立宮崎病院 宮崎市北高松5-30
- 国立病院機構都城医療センター 都城市祝吉町5033-1
小児がん拠点病院
小児がん拠点病院とは
小児がん拠点病院は、地域における小児がん医療及び支援を提供する中心施設として地域全体の小児がん医療および支援の質の向上に資するなどの整備に関する指針の要件を満たし、第三者によって構成される検討会の意見を踏まえて、厚生労働大臣が指定した病院です。
小児がん拠点病院を探す (国立がん研究センター小児がん情報サービス)
セカンドオピニオン
セカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。
セカンドオピニオン (国立がん研究センターがん情報サービス)
セカンドオピニオンができる病院
みやざき医療ナビ (宮崎県総合医療情報システム)
(セカンドオピニオン、緩和ケア、在宅医療、訪問看護、その他疾患別、治療別)
緩和ケア
緩和ケアとは
緩和ケアとは(国立がん研究センターがん情報サービス)
緩和ケアができる病院
みやざき医療ナビ (宮崎県総合医療情報システム)
(セカンドオピニオン、緩和ケア、在宅医療、訪問看護、その他疾患別、治療別)
緩和ケア病棟のある病院を探す (国立がん研究センターがん情報サービス)
在宅医療
在宅医療
病院ではなく、住み慣れた自宅などで病気の療養をすることです。外来診察に通いながら治療を続けている場合も含みます。在宅医療は、患者さんやその家族による医療(セルフケア)と、地域の医師、がんの治療や緩和ケアを専門とする医師、看護師、作業療法士、理学療法士らが訪問して行う訪問診療、訪問看護、訪問リハビリテーションなどからなります。
療養生活のための情報
「症状を知る/生活の工夫」(国立がん研究センターがん情報サービス)
食事をはじめとする治療中のケア、治療費や生活費の支援制度、がんと仕事のQ&Aなど、日常生活の助けとなる情報を紹介しています。
在宅医療の相談窓口
在宅療養に関する様々なこと…電話相談に応じています。
専用電話:0985-67-5003(月~金の午前10時~午後5時)
在宅医療のある病院
みやざき医療ナビ (宮崎県総合医療情報システム)
(セカンドオピニオン、緩和ケア、在宅医療、訪問看護、その他疾患別、治療別)
訪問看護
通院や外出が困難な患者さんのために、看護師または准看護師が自宅を訪問して、医師の指導に基づく診療の補助や、患者さんの健康管理や相談などを行うサービスを「訪問看護」といいます。この訪問看護を提供する施設を「訪問看護ステーション」といいます。
訪問看護では、血圧や体温などから患者さんの健康状態をチェックしたり、痰(たん)の吸引や褥創(じょくそう:床ずれ)の処置といった医療的処置、医療機器の管理や療養上の世話(入浴介助、体の清拭〔せいしき:体を拭くこと〕など)などを行います。希望する場合は、地域のかかりつけ医やがん相談支援センターに相談してみましょう。
訪問看護のある病院
みやざき医療ナビ (宮崎県総合医療情報システム)
(セカンドオピニオン、緩和ケア、在宅医療、訪問看護、その他疾患別、治療別)
在宅医療サービス
介護保険サービス
65歳以上(第1号被保険者)の方と、40歳以上の方で特定疾病(がん末期を含む)に該当する方(第2号被保険者)は、身体機能により介護認定を受けることができます。
介護保険制度を利用すると、自宅で暮らす上で必要なサービスが受けられます。お住まいの市町村窓口や病院の相談窓口に相談しましょう。
- 介護保険制度について (宮崎県)
- 介護保険制度について(40歳になられた方へ) (厚生労働省)
- 介護事業所・生活関連情報検索(介護サービス情報公表システム) (厚生労働省)
在宅療養中の困りごとについて
● 調理ができない ● 買い物に行けない ● 掃除・洗濯ができない
● 車いすやベッドを借りたい ● 自宅のお風呂に入るのが難しくなった
お住まいの地域包括支援センターへご相談ください。
地域包括支援センター
地域包括支援センターは、地域住民の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行ないます。市町村が設置しています。介護保険を受けていなくても相談は可能です。相談料金は無料です。介護保険や各種在宅支援のサービスに関することなど困ったことがある場合はまず相談してみましょう。
地域包括支援センターについて(地域包括支援センター一覧) (宮崎県)
在宅療養中の困りごとについて
● 子どもの世話が大変
● 子どもの保育園・幼稚園の送迎をお願いしたい
お住まいのファミリー・サポート・センターか市町村の子ども支援窓口へご相談ください。
ファミリー・サポート・センター
ファミリー・サポート・センターは、子育てを手助けしてほしい人と子育てを協力してくれる人が互いに助け合う会員制の有償ボランティア組織です。
がん手術後に体力が戻らなかったり、化学療法の副作用などで子どもの世話が大変なときは無理をしないでまず相談してみましょう。