東京海上日動火災保険株式会社 宮崎支店

■東京海上日動火災保険株式会社　宮崎支店
■従業員数　　　宮崎支店115人
■本社所在地　　〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-4
■URL　　　 　 https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/

取り組みの詳細を教えてください

乳がん・子宮頸がん検診受診推奨策として、社内通知の発信、健康診断案内時の個別案内、メール配信を実施し、乳がんや子宮頸がんの罹患率、死亡率、早期発見時の治癒率、年代別受診率、がん検診Q&A 等を記載することで受診へのモチベーションを高める工夫を施しています。
これらの各種情報提供の際には配信先を女性に限定せず、全社員に配信することで、女性の健康支援策の周知・理解を促し、家族や同僚といった身近な女性の健康を考える機会とすることをめざしています。
基本的に社員健康診断とがん検診は同日受診できるよう、保健師が日程調整しています。
また勤務時間中の受診も認められており、費用補助により社員は自己負担なく受診できるなど、様々な配慮をしています。

▼社内通知例

取り組みの直接的な効果や結果はありましたか

東京海上日動（全店）における受診率は以下の通りです。

女性特有のがん検診については、不安を訴える方に対して、検査について丁寧に説明することで受診に繋がるケースが多くあります。また実際にがん検診でがんが見つかり早期発見・早期治療に至ったケースもあります。

取り組み後の課題や今後の構想があればお聞かせください

コロナ禍で低下した受診率は回復傾向にあるものの、コロナ前の水準には戻っていません。
がん検診の重要性、特に早期発見・早期治療の大切さについて周知を継続していきます。がん検診に不安を抱えている社員には産業保健スタッフが丁寧に説明するなど個別に対応し、不安の軽減に努め、安心して受診できるよう引き続き支援していきます。
また検診は受けただけでは意味がありません。
社員が自身の結果を的確に受け止め理解することも大切です。必要に応じて二次検査や早期治療に繋がるよう、産業保健スタッフによるきめ細やかなフォローを心がけていきます。
手術や入院など継続治療になった場合は、仕事と治療の両立ができるよう、職場と産業保健スタッフが連携し社員に寄り添い、必要な社内制度や公的支援も活用するなどしています。